頭痛
- 首から後頭部にかけて痛みがでる
- 長時間、同じ体勢が続くと痛みがでる
- 仕事終わりに目がの奥に痛みがでる
- 休みの日にスマホやテレビを見すぎると痛みがでる
- 常に頭痛薬を持ち歩いている
頭痛の種類
様々な原因が頭痛を引き起こします。
大別すると、一次性頭痛(偏頭痛や筋緊張性頭痛)と二次性頭痛(それ以外)があります。
二次性頭痛は風邪などの日常的にありふれた症状が引き金となる場合が多いですが、ときにはくも膜下出血や脳腫瘍といった危険な頭痛も存在します。この二次性頭痛でも、まれに軽度な症状であるケースは注意が必要です。
急に発生した頭痛や今までに感じたことのない(例えば、ハンマーで頭を叩かれるような)「いつもと違う頭痛」の場合は病院やクリニックの受診に相談しましょう。
90%以上が一次性頭痛であり、二次性頭痛は数%に過ぎないと言われています(1)。また、頭痛のうち最も発生頻度が多いのは筋緊張性頭痛であり、全頭痛の約半数の50.8%を占めるとも言われています(2)。
頭痛の大きな原因として、首の筋肉の緊張が挙げられます。
首の筋肉が緊張を起こすと、後頭部の付近から頭の上まで通っている神経が圧迫され頭痛が発生します。
筋緊張性頭痛・片頭痛
長い間、頭痛に悩まされている方の場合、首、肩周囲の筋肉のバランスが崩れ筋力低下を起こしています。
筋力低下があることにより、首の背骨(頚椎)の正常なカーブが損なわれます。正常なカーブが損なわれると頭の重さを支えるのに筋肉を使ってしまい、そこでも筋肉の緊張が出てきてしまいさらに、神経を圧迫し頭痛につながります。
一般的なアプローチとその変化
頭痛の改善は、頭痛の原因となっている筋肉の緊張を和らげる事が優先されます。
頭痛薬でも筋肉の緊張が和らげば、一時的に痛みは緩和されることもあるでしょう。
しかし、長い間頭痛に悩まされている方の場合、首、肩周囲の筋肉のバランスが崩れ、筋力低下が起きており首の背骨(頚椎)の正常なカーブが損なわれてます。そのため、日常生活で原因となる◯◯による筋肉への負担は頭痛に繋がります。
ちよかわ接骨院の頭痛へのアプローチ
ちよかわ接骨院では筋肉の緊張を和らげる「痛みの改善」だけでなく、頭痛が「出にくい身体づくり」をおこなっております。
その頭痛に対して、単に頭や首の緊張を緩和させるだけでなく、「なぜ頭痛が起こるのか?」ということに焦点を絞り施術します。
頭痛だからこそ、頭や首だけをみるのではなく、首から背中の背骨、骨盤から評価し、身体の隅々をチェックします。
そして、頭痛の原因に多い、筋肉の緊張や自律神経の乱れを整える施術をおこないます。
参考文献
(1).間中信也 頭痛患者を正確に診断する 頭痛の分類と頻度を知る 内科103.5 (2009):845-848.
(2).高橋和郎 竹島多賀夫 片頭痛と緊張型頭痛 日本内科学会雑誌 91.8 (2002): 2372-2376.