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踵(かかと)の痛み

最大の足部骨である踵の骨を「踵骨(しょうこつ)」といいます。

 

踵骨の役割は、

①滑らかな歩行サイクルを獲得するレバーアームとしての機能

②足部アーチ構造を保持する機能

 

①②の機能として、身体を支持しています。

 

2方向への負荷

垂直方向の負荷として、

荷重の軸圧や下腿三頭筋の収縮によるアキレス腱からの牽引力があります。

また、水平方向の負荷は、足底腱膜や内在筋の牽引力です。

 

垂直、そして水平方向の2方向への負荷がかかることによって、

場合によっては踵骨疲労骨折が発症すると考えられています。

 

 

当院での踵の問診

問診をし症状を確認した上で、

超音波観察装置(Viamo sv7 リニアプローブ12MHz)を用います。

 

画像観察では異常所見が認められない場合もあるため、

総合的に判断し施術をします。

 

特にスポーツ選手には、

症状が発症する前にトレーニング内容や負荷、

もしくはトレーニングを行う環境(場所やシューズ)の変更があったかどうか

注意深くヒアリングします。

 

主な症状は、

うずくような痛みが、だんだん強くなっていく特徴があります。

 

痛みの当初は、日常生活やスポーツ活動を続けられますが、

徐々に増悪していくため、

 

重症化すると踵を接地することが困難となり、

 

つま先立ち歩行で来院することも少なくありません。

 

つづく

 

 

投稿日:2021/04/13

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